暑い時期や暑い場所にいる時、食べたくなるものの中にトロピカルフルーツがあります。濃厚な甘さと独特な香りで日々の疲れを一時的にでも癒されるかもしれません
そんな時は、南国気分を味わえる果物の贈り物はいかがでしょうか?
今回はもらって嬉しいトロピカルフルーツについて紹介いたします。
目次
もらって嬉しい南国フルーツランキング5選
まず初めに、もらって嬉しいトロピカルフルーツのランキングを発表します。
順位 | おすすめポイント |
---|---|
1位 マンゴー | ・癖のある南国の香り ・とろとろの舌触り ・濃厚な味わい ・見栄えの良い赤や黄色の色彩 |
2位 パイナップル | ・さっぱりした甘さ ・程よい酸味 ・渡したときの派手な見た目 ・スナックパインはちぎって食べられる |
3位 バナナ | ・皮が剥きやすい ・濃厚な甘さと香り ・一本ずつ分けて食べられる |
4位 パパイヤ | ・なめらかな舌触り ・パパイヤ特有の香りと甘さ ・オレンジ色の鮮やかな見た目 |
5位 アボカド | ・日持ちがしやすい ・クリーミーな果肉 ・料理にも使いやすい |
南国を感じられる果物ばかりですね。ここからはそれぞれの果物について紹介します。
1位 マンゴー
- 流通時期:5月~8月(輸入物は通年)
- 主な生産地
- 国産:沖縄県、宮崎県、鹿児島県
- 輸入:メキシコ、ペルー、タイ
マンゴーは癖のある南国の香りと濃厚な味わいでトロピカルフルーツの中でも人気な果物です。
完熟マンゴーは、自然落下するまで樹上で完熟したものを事前に設置したネットで収穫したマンゴーであり、名前の通り完熟状態で流通するので購入したら追熟せずにすぐに食べられます。
完熟マンゴーは外国産のものよりも味の癖が少なく、みずみずしい果肉とさわやかな甘さを楽しめます。
そして、その完熟マンゴーの中でも特に厳しい選別基準(果皮の色味・糖度・サイズなど)をクリアした宮崎のブランドマンゴーのことを太陽のタマゴといい、高級フルーツとして贈答用におすすめです。
2位 パイナップル
- 流通時期:4月~8月(輸入物は通年)
- 主な生産地
- 国産:沖縄県
- 輸入:フィリピン、台湾
パイナップルはさっぱりとした甘さと酸味から南国を感じられる果物の一つです。桃のような香りのするピーチパインや甘味がとても強いハニーグロウなど、パイナップルにもさまざまな種類があります。
また、スナックパインは甘いことに加えて果肉が柔らかく、1ブロック毎に手でちぎって食べられるためスナック感覚で楽しめるパイナップルとしておすすめです。
3位 バナナ
- 流通時期:通年(ほとんどが輸入)
- 主な生産地
- 国産:沖縄県、鹿児島県
- 輸入:フィリピン、エクアドル
皮を剥きやすく、濃厚な甘さを味わえるバナナは喜ばれる果物の一つです。
キャベンディッシュという品種が一般的に出回っているバナナであり、皮が厚く日持ちがしやすい特徴があります。他にも長さが短いセニョリータや、果皮が赤いモラードバナナなど様々な個性のある品種が流通しています。
4位 パパイヤ
- 流通時期:通年(ほとんどが輸入)
- 主な生産地
- 国産:鹿児島県、宮崎県、沖縄県
- 輸入:フィリピン、ハワイ(米国)
パパイヤは特有の香りを感じながらなめらかな果肉の舌触りと柔らかい甘味を堪能できます。輸入パパイヤの大半を占めるソロ種や、果肉がオレンジで見栄えのいいサンライズ・ソロ種などがあります。
また、石垣珊瑚というフルーツパパイヤは種無しに加えて上品な甘さを持ち、土壌に珊瑚を混ぜる特殊な栽培法や石垣島のみの生産という希少性から、特別な贈り物にぴったりの果物です。
5位 アボカド
- 流通時期:通年(ほとんどが輸入)
- 主な生産地
- 国産:和歌山県、愛媛県
- 輸入:メキシコ、ペルー
森のバターと呼ばれるアボカドは植物性の脂肪分を多く含み、栄養価の高い果物として人気があります。日本に流通しているアボカドのほとんどがメキシコ産であり、コクがあって濃厚な味わいのハス種が主要品種となっています。
また希少ではありますが国産のアボカドも栽培されており、産地直送により完熟に近い状態の為なめらかで濃厚な味わいを楽しめます。
【変わり種】珍しいトロピカルフルーツ紹介
続いて、変わり種のトロピカルフルーツについて紹介します。通常見られないような果物もあるため、それぞれ解説いたします。
スターフルーツ
- 流通時期:9月~翌年2月頃
- 主な生産地:沖縄県、宮崎県
スターフルーツはシャクシャクという食感と共に爽やかな甘味と酸味を味わえる果物です。
その名前の通り、横に切った断面が星形になるため楽しみながら食べられる果物です。
緑色が多いと青臭い味になるので、緑が抜けて黄色~オレンジ色が広がれば食べごろです。
パッションフルーツ
- 流通時期:2~9月頃
- 主な生産地:鹿児島県、沖縄県、東京都(小笠原諸島)
パッションフルーツは南国の香りと酸味が特徴的な果物です。
半分に切ってスプーンで種ごと食べたり、オレンジ等と一緒にジュースにして楽しめます。
つるつるの丸い状態で販売されていることが多いですが、果実にへこみが出てきてぼこぼこになれば完熟状態であり食べ頃です。
ドリアン
- 流通時期:周年(輸入物)
- 主な生産地:タイ、ベトナム
果物の王様と呼ばれるドリアンはクリーム状で濃厚な甘味を持つ果物。強い香りが特徴的で、生食以外にも果肉をくりぬいて冷凍することでアイスクリームのように食べられます。
周囲に迷惑が掛からないように時と場所を選んで食べるようにしましょう。
ライチ
- 流通時期:6~7月頃
- 主な生産地:
- 国産:宮崎県、鹿児島県
- 輸入:台湾、中国
ライチはみずみずしい果肉と爽やかな甘さを味わえる果物であり、赤く硬めの果皮と白くつやつやの果肉が特徴的です。
日持ちがしにくい果物であり、冷凍してシャーベットのように食べるのもおすすめです。
ドラゴンフルーツ(ピタヤ)
- 流通時期:6~11月頃
- 主な生産地:沖縄県、鹿児島県
ドラゴンフルーツは別名ピタヤとも呼び、ほのかな酸味と甘みやプチプチとした食感の種を味わえる果物です。外見の派手さからフルーツカッティングに用いられたり、爽やかな酸味を活かしサラダなどに使われます。
外国産は輸送の関係上あまり熟していないため甘くないことが多く、国産のものの方が完熟に近く甘さを感じやすい傾向があります。
マンゴスチン
- 流通時期:6~8月頃
- 主な生産地:タイ
マンゴスチンは果物の女王とも呼ばれ、マンゴー・チェリモヤと並んで世界三大美果の一つとして扱われています。
赤紫色の果皮と白い果肉が特徴的で上品な甘さや酸味を持ち、とろりとした食感を楽しめます。
果物を贈る上で注目するポイントは?
どれも素敵なフルーツだけど、どうやって選ぼうかな??
それぞれの果物に魅力があって決めるのを迷いますよね。
そんな方に向けて、見た目や味などのもらって嬉しいポイントを紹介します。
・簡単に食べやすい(皮のまま食べられる、手で皮を剥ける)
・一人でも多人数でも食べやすい
・日持ちがしやすい
・食べ頃がわかりやすい
・赤やピンク、オレンジなどの色彩豊かな果皮
・サイズや形による見栄えの良さ
・切った後の断面の綺麗さ
・桐箱や化粧箱などの容器や包装のおしゃれさ
・食べたときに口全体に広がる甘さ
・甘さを引き立てる程よい酸味
・そばにいるだけでわかる、または切った時に漂う豊潤な香り
・季節限定(または一番味が美味しくなる旬のタイミング)
・産地限定
・特定の条件をクリアした果物に与えられるブランド
・特殊な栽培方法
果物には様々な長所があり、相手が喜んでくれる場面を想像して贈る果物を一緒に考えましょう。
輸入果物のメリット・デメリット
輸入品も多く流通しているトロピカルフルーツ。ここでは輸入果物のメリット・デメリットを紹介します。
まずはメリットには以下のようなものがあります。
- 季節を問わず楽しめる
- 国産よりも安い価格で購入できる
- 追熟果物の場合、日持ちがしやすい
一年間通して安価で食べやすいので、旬の時期に縛られることなく果物を楽しむことができますね。
一方でデメリットはこちらのようなものがあります。
輸入の際に基準をクリアしているとはいえ、日本の果物に比べると安全性や品質を気にされることが多いです。
このようにメリットやデメリットを十分理解した上で、トロピカルフルーツを楽しみましょう。
フルーツギフト選びで一番大切な事は?
果物は色も味も種類も様々、人の好みもたくさんあります。
そんな中で相手に喜んでもらうには、やはり贈る相手について知ることが一番大切です。
どんなに高品質でおいしい果物でも相手が苦手な果物だった場合は気分を害してしまいますし、ましてやその果物のアレルギーを持っていたら目も当てられません。
相手の好き嫌いや食べる場面を考えつつ、一番感動してもらえるプレゼントを用意しましょう。
南国フルーツでトロピカルな贈り物はいかが?
今回はトロピカルなもらって嬉しい果物についてご紹介しました。
これで自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントに美味しい果物を選べます。
南国気分を味わえるフルーツギフトの参考にしてみてくださいね
気分転換できる果物のプレゼントがしたいな