【2022年産】いちごの産地&生産量ランキング!上位生産地で有名な品種について紹介!

クリスマスや春を彩るいちご。果物売場を華やかにするこの果実は様々な地域で栽培され、流通しています。

いちごはどこの都道府県で一番生産されているんだろう?

そう思ったあなたに向けて、いちごの生産量ランキングを紹介いたします。

いちごの都道府県別生産量ランキング

初めに、いちごの都道府県別生産量ランキングを発表いたします。

順位都道府県収穫量(t)
1位栃木24,400
2位福岡16,800
3位熊本11,700
4位愛知10,600
5位静岡10,400
6位長崎10,300
7位茨城9,300
8位千葉7,280
9位佐賀6,720
10位宮城4,870
11位香川3,470
12位埼玉3,020
13位群馬2,750
14位宮崎2,710
15位岐阜2,690
出典:農林水産省/作況調査(野菜)いちご収穫量(令和4年産)

いちごの国内全体の生産量は160,800tであり、上位6県のみでシェアの半分以上を生産しています。

また、いちごはハウスなどで栽培環境を整えることができ、47都道府県すべてで生産されている果物です。

主要産地の特徴と品種について

続いて、いちごの生産量上位3県とそこで生産されている品種について紹介いたします。

1位 栃木県(生産量シェア15.2%)

栃木県

栃木県がいちごを一番生産しています。

栃木県は冬に豊富な日照量があり、それに加えてハウス内の温度・湿度・CO₂濃度など先端技術の管理システムで制御することで品質の良いいちごを生産しています。

また、首都圏に近いことで消費される環境が整っており、いちごの主要生産地となっています。

栽培品種収穫時期
とちおとめ10月~6月
とちあいか10月~6月
スカイベリー11月~6月
とちひめ12月~5月
ミルキーベリー12月~5月
なつおとめ6月~10月
参考:一般社団法人とちぎ農産物マーケティング協会HP

有名なとちおとめだけでなく、比較的新しい品種のとちあいかやいちご狩りや直売のみで取り扱われるとちひめなど大粒で甘味の強い栃木県オリジナル品種も生産されています。

また、なつおとめのように夏から秋にかけて収穫できる品種も栽培されており、1年を通していちごを流通させています。

2位 福岡県(生産量シェア10.4%)

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福岡県もいちごの主要産地であり、あまおうのブランド苺をメインにPRしています。

あまおうはあかい・まるい・おおきい・うまいの頭文字からとっており、福岡県限定で生産されている希少ないちごです。

大粒で真っ赤な果実から溢れる果汁感や甘味を堪能できるためギフトにぴったりです。

3位 熊本県(生産量シェア7.3%)

熊本県相良村
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熊本県ではひのしずくさがほのか紅ほっぺなどの品種を生産しており、熊本県オリジナル品種としてゆうべにというブランド苺があります。

ゆうべには熊本のゆうと紅色のべにから名付けられており、芳醇な香りや鮮やかな見た目、かつ甘味と酸味のバランスが良くおすすめの品種です。

産地や品種を意識すると、味や見た目を比較する楽しみも増えるね!

様々な国産果物の産地ランキング

様々な国産果物の産地ランキング

最後に、様々な国産果物の産地ランキングを紹介します。

果物の種類1位2位3位
いちご栃木福岡熊本
うめ和歌山群馬福井
温州みかん和歌山愛媛静岡
温州みかん
(ハウス)
佐賀愛知大分
和歌山奈良福岡
キウイ愛媛福岡和歌山
茨城熊本愛媛
さくらんぼ山形北海道山梨
すいか熊本千葉山形
梨(西洋梨)山形新潟青森
梨(和梨)千葉茨城栃木
びわ長崎千葉香川
鹿児島
ぶどう山梨長野岡山
メロン茨城熊本北海道
もも山梨福島長野
りんご青森長野岩手
出典:農林水産省作況調査(果樹,野菜)

当然のことながら、都道府県ごとに生産する果物の量は異なっており、中でも和歌山や山梨は様々な種類の果物を生産しています。

ずい

それぞれの果物について解説しているので参考にしてみてください。

【まとめ】いちごの産地と品種の違いを楽しもう!

今回はいちごの生産地について紹介しました。

様々な産地・品種のいちごで赤い粒々の果肉を楽しんでくださいね。

ずい

この記事が参考になれば嬉しいです!

いちごの美味しい食べ方&楽しい食べ方
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ずい
「果物系男子の実りある人生」をご覧いただきありがとうございます。 果物が大好きで果物と共に生きてきた私が、果物で彩りのある生活を送る上で参考になる情報をお伝えします。 【経歴】明治大学農学部農学科卒 / 梅干メーカーの営業を経験 / 野菜ソムリエプロの資格取得 / 高級果物の販売業に5年間従事/野菜ソムリエ協会認定果物ソムリエ取得(2023年)