【2023年産】桃の産地&生産量ランキング!上位生産地で有名な品種について紹介!

やわらかいピンクの桃が店頭に並び、様々な産地の果実を見て、

桃はどこの都道府県で一番生産されているんだろう?

そう思ったあなたに向けて、桃の生産量ランキングを紹介いたします。

桃の都道府県別生産量ランキング

初めに、桃の都道府県別生産量ランキングを発表いたします。

順位都道府県生産量(t)
1位山梨33,400
2位福島28,500
3位長野9,650
4位山形8,800
5位和歌山7,240
6位岡山5,610
7位青森1,770
8位新潟1,640
9位香川892
10位岐阜559
出典:農林水産省作況調査(果樹)もも収穫量(令和5年産)

桃の国内全体の生産量は109,500tであり、上位2県のみでシェアの半分以上を生産しています。

また、東北から四国までさまざまな地域で栽培されています。

主要産地の特徴と品種について

続いて、桃の生産量上位3県とそこで生産されている品種について紹介いたします。

1位 山梨県(生産量シェア30.5%)

山梨県

山梨県は桃もたくさん作ってます。

山梨県は緩やかな傾斜から、水はけや土壌などの桃の栽培に適した条件がそろっており、甲州市・山梨市・笛吹市などの峡東地域が高品質の桃の産地として知られています。

品種例収穫時期
ちよひめ6月上旬~下旬
日川白鳳6月中旬~7月中旬
加納岩白鳳6月下旬~7月下旬
白鳳6月下旬~7月下旬
夢みずき7月上旬~下旬
浅間白桃7月中旬~8月上旬
なつっこ7月中旬~8月中旬
川中島白桃7月下旬~8月下旬
さくら8月中旬~9月中旬
参考:JAフルーツ山梨HP

露地栽培では6月中旬ごろから収穫されており、約20品種をリレーしながら山梨の桃が流通しています。

また、山梨オリジナル品種の夢みずきは浅間白桃と暁星を親に持ち、大玉で甘く食味に優れたおすすめの品種です。

2位 福島県(生産量シェア26.0%)

福島県は夏の収穫時期に日差しが強く、桃の生育に適した気象を持っているため品質の高い桃が生産されています。

品種例収穫時期
はつひめ7月上旬~
暁星7月中旬~
あかつき7月下旬~
まどか8月上旬~
川中島白桃8月中旬~
ゆうぞら8月下旬~
極晩生種9月上旬~
参考:福島県HP/ふくしまの園芸人

さまざまな品種を栽培し、7月~9月頃にかけて福島の桃は流通しております。

主要品種はあかつきであり、福島県オリジナル品種のはつひめや食味が優れているゆうぞらは有名な品種です。

3位 長野県(生産量シェア8.8%)

長野県も桃の産地であり、7月中旬~9月頃まで流通しています。

全国でも有名な川中島白桃や、甘さの強いなつっこ等の品種は長野県生まれの品種です。

産地や品種を意識すると、味や見た目を比較する楽しみも増えるね!

様々な国産果物の産地ランキング

様々な国産果物の産地ランキング

最後に、様々な国産果物の産地ランキングを紹介します。

果物の種類1位2位3位
いちご栃木福岡熊本
うめ和歌山群馬福井
温州みかん和歌山愛媛静岡
温州みかん
(ハウス)
佐賀愛知大分
和歌山奈良福岡
キウイ愛媛福岡和歌山
茨城熊本愛媛
さくらんぼ山形北海道山梨
すいか熊本千葉山形
梨(西洋梨)山形新潟青森
梨(和梨)千葉茨城栃木
びわ長崎千葉香川
鹿児島
ぶどう山梨長野岡山
メロン茨城熊本北海道
もも山梨福島長野
りんご青森長野岩手
出典:農林水産省作況調査(果樹,野菜)

当然のことながら、都道府県ごとに生産する果物の量は異なっており、中でも和歌山や山梨は様々な種類の果物を生産しています。

ずい

それぞれの果物について解説しているので参考にしてみてください。

【まとめ】桃の産地ごとの違いを楽しもう!

今回は桃の生産地について紹介しました。

様々な産地・品種の桃でみずみずしい果肉を楽しんでくださいね。

ずい

この記事が参考になれば嬉しいです!

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ずい
「果物系男子の実りある人生」をご覧いただきありがとうございます。 果物が大好きで果物と共に生きてきた私が、果物で彩りのある生活を送る上で参考になる情報をお伝えします。 【経歴】明治大学農学部農学科卒 / 梅干メーカーの営業を経験 / 野菜ソムリエプロの資格取得 / 高級果物の販売業に5年間従事/野菜ソムリエ協会認定果物ソムリエ取得(2023年)