沖縄県は、海を観ながらゆったりとした時間を感じられる観光向きの都道府県。
沖縄県に行ったら海を観て、名所を巡って、こう思う人も多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、沖縄で食べたい果物や珍しいフルーツについて紹介いたします。
沖縄で食べたい果物ランキング 5選
初めに、沖縄で食べたい果物ランキングを発表します。
順位 | おすすめポイント |
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1位 パイナップル | ・さっぱりした甘さと程よい酸味 ・複数人で食べられる ・スナックパインはちぎって食べられる |
2位 マンゴー | ・癖のある南国の香り ・とろとろの舌触り ・濃厚な味わい ・見栄えの良い赤や黄色の色彩 |
3位 島バナナ | ・皮が剥きやすい ・濃厚な甘さと香り ・一本ずつ分けて食べられる |
4位 シークワーサー | ・爽やかな酸味の果汁 ・シトラスの香り ・さまざまな料理や飲み物に使える |
5位 ドラゴンフルーツ | ・ほんのりとした甘さ ・独特の食感 ・みずみずしい果肉 |
南国を感じられる果物や沖縄ならではのシークワーサーもあり、色とりどりな果物ですね。ここからはそれぞれの果物について紹介します。
1位 パイナップル
収穫時期:4月~7月頃
パイナップルはさっぱりとした甘さと酸味から暑い沖縄で食べたい果物の一つです。桃のような香りのするピーチパインや甘味がとても強いハニーグロウなど、パイナップルにもさまざまな種類があります。
また、スナックパイン(ボゴールパイン)は甘いことに加えて果肉が柔らかく、1ブロック毎に手でちぎって食べられるためスナック感覚で楽しめるパイナップルとしておすすめです。
2位 マンゴー
収穫時期:6月~9月
マンゴーは癖のある南国の香りと濃厚な味わいでトロピカルフルーツの中でも人気な果物です。
完熟マンゴーは樹上で完熟して自然落下したものを事前に設置したネットで収穫したマンゴーであり、名前の通り完熟状態で流通するので購入したら追熟せずにすぐ召し上がることができます。
また、沖縄ならではマンゴーとして果皮が緑色のまま完熟するキーツマンゴーがあります。一般的に流通しているアップルマンゴーよりもサイズが大きい傾向があり、繊維質が少なく肉質が柔らかいためおすすめです。
島バナナ
- 収穫時期:6月~10月頃
- 旬:9月~10月頃
沖縄ならではの果物として島バナナも有名です。島バナナは通常のバナナに比べて1本1本が短く、ねっとりした甘さとほのかな酸味で上品な味わいを楽しめます。
病気や台風などの影響を受けやすく、希少価値が高いためバナナの中でも高級な部類であり、沖縄で見つけたら食べておきたい果物の一つです。
シークワーサー
- 収穫時期(8月~翌年2月頃)
- 8月~9月 料理用
- 10月~12月 加工用(ジュース等)
- 1月~2月 生食用
沖縄の果物としてシークワーサーを思い浮かぶ方が多いかもしれません。
シークワーサーは酸味の強い果実であり、果皮が青い時期に収穫したものは料理用として酸味を活かし、果実が黄色く熟すにつれて甘味が増してくるのでジュースや生食で味わえます。
泡盛やオリオンビールなどの飲み物に合わせたり、刺身などにかけてその酸味を楽しめます。
ドラゴンフルーツ(ピタヤ)
収穫時期:6月~11月頃
ドラゴンフルーツは別名ピタヤとも呼び、ほのかな酸味と甘みやプチプチとした食感の種を味わえる果物です。外見の派手さからフルーツカッティングに用いられたり、爽やかな酸味を活かしサラダなどに使われます。
通常スーパーなどに流通しているドラゴンフルーツは外国産のものが多く、完熟よりも早い段階で収穫して輸送するため味の薄いものが多いです。
一方で沖縄のドラゴンフルーツは完熟に近い状態で収穫するため甘味を感じやすく、現地で食べるのにおすすめです。
沖縄の珍しいフルーツを紹介
続いて、沖縄の珍しいフルーツには以下のようなものがあります。
- グァバ
- スターフルーツ
- アテモヤ
- カニステル
聞き覚えのあるフルーツはありますか?それぞれ紹介いたします。
グァバ
収穫時期:8月~10月頃
グァバ(別名:バンジロウ)は沖縄でバンシルーと呼ばれる果物であり、生食・ジュース・ジャムなど幅広く楽しめるトロピカルフルーツの一つ。
ねっとりとした食感の赤肉系とサクサクの白肉系があり、さっぱりとした酸味と甘みが沖縄の暑い気候にぴったりの果物です。
スターフルーツ
収穫時期:9月~翌年2月頃
スターフルーツはシャクシャクという食感と共に爽やかな甘味と酸味を味わえる果物です。
名前の通り断面が星形になるので見栄えを楽しみながら味わえます。
緑色のものは未熟なので、常温で黄色くなるまで追熟しましょう。
アテモヤ
収穫時期:11月~翌年4月頃
ゴツゴツした見た目のアテモヤは森のアイスクリームとも呼ばれており、中身は白くクリーミーな食感で濃厚な甘味を感じる果物です。
国内では沖縄県や鹿児島県で生産しており、収穫してからは軽く弾力があるくらいの食べ頃まで追熟させる必要があります。
カニステル(エッグフルーツ)
収穫時期:1月~4月頃
エッグフルーツとも呼ばれるカニステルは沖縄でも珍しいフルーツの一つ。
ゆで卵の黄身のような舌触りとカボチャやサツマイモのような甘い独特な味わいを楽しめます。
黄色の未熟状態は苦くて美味しくないため、しっかりと柔らかくなるまで追熟させて召し上がりましょう。
沖縄の果物関係の観光名所は?
沖縄の果物を楽しめる場所に行きたい!
そんなあなたに向けて、果物を楽しめる沖縄の観光名所を紹介します。
沖縄フルーツランド
施設名 | 沖縄フルーツランド |
アクセス | 〒905-0005 沖縄県名護市字為又1220-71 最寄バス停「名桜大学前」 |
定休日 | 年中無休 |
開園時間 | 10:00~18:00 (最終入園受付17:30) |
入場料 (税込) | 【高校生以上】 1,200円 【4歳~中学生】 600円 |
連絡先 | 0980-52-1568 |
沖縄本島にある果物の観光名所として、沖縄フルーツランドがあります。
熱帯果樹園を見学する以外にも、園内をめぐりながら行う謎解きやカラフルなインコとのふれあい場など楽しめる施設が用意されています。
見どころ | おすすめポイント |
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謎解きアドベンチャー (トロピカル王国物語) | 絵本の物語に沿って園内をめぐりながら謎解き |
熱帯果樹園 (フルーツゾーン) | 30種類以上の南国フルーツ 世界最大の果物「パラミツ」 |
ふれあい広場 (バードヤード) | カラフルなインコとのふれあい・写真撮影 |
癒しスポット (フルーツカフェ) | 沖縄フルーツランド限定のトロピカルスイーツ 旬の果物のフルーツボード |
レストラン | 沖縄の地産料理を楽しめる |
ショッピングゾーン | 沖縄の名産品や沖縄フルーツランドのオリジナル商品が買える |
ホテル (リエッタ中山) | キッチンがあり長期滞在にもおすすめ |
遊び・食事・買い物・宿泊まで幅広く対応しているテーマパークとして年代問わず楽しめる観光スポットです。
ユートピアファーム宮古島
施設名 | ユートピアファーム宮古島 |
アクセス | 〒906-0203 沖縄県宮古島市上野字宮国1714-2 宮古空港から車で10分~15分程 |
定休日 | 日曜日 (フルーツパーラーはほぼ毎日営業) |
開園時間 | 10:00~17:00 (最終入園受付16:30) |
入園料 (税込) | 360円 【中学生以下無料】 |
連絡先 | 0980-76-2949 (受付時間:月~土曜日 10:00~17:00) |
宮古島にある果物関係の観光名所として、ユートピアファーム宮古島があります。
主に農園見学とフルーツパーラーを利用でき、農園はマンゴー園・フラワー園・フルーツ園に分かれています。
農園 | 見どころ・品種 |
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マンゴー園 | 完熟マンゴー (アーウィン種、キーツマンゴー等) 収穫期:6月~8月頃 |
フラワー園 | ブーケンビレア、ハイビスカス等 |
フルーツ園 | バナナ、パパイヤ、アセロラ ドラゴンフルーツ、スターフルーツ グアバ、アテモヤ、レンブ パッションフルーツ |
マンゴーだけでもアーウィン種やキーツマンゴー、夏小紅など様々な品種を取り扱っており、収穫期に訪れれば実際に実っている様子が見られます。
フルーツパーラーでは農園内で収穫されたトロピカルフルーツやスイーツを堪能できるのでおすすめです。
沖縄で南国フルーツを楽しもう!
今回は沖縄の果物について紹介しました。
沖縄の暑い環境だからこそ、みずみずしいフルーツを美味しく食べられますね。
ぜひ沖縄旅行の際はトロピカルフルーツを堪能してみてください。
他にもトロピカルフルーツについて紹介しているので、参考になれば嬉しいです!
南国ならではのフルーツが食べたいな!