【2023年産】ビワの産地＆生産量ランキング！上位生産地で有名な品種について紹介！

ビワはそのみずみずしさとほんのりとした甘味がクセになる果物ですが、売り場に並ぶビワを見てこう思うこともあるかもしれません。

ビワはどこの都道府県で一番生産されているんだろう？

そう思ったあなたに向けて、ビワの生産量ランキングを紹介いたします。

ビワの都道府県別生産量ランキング

初めに、ビワの都道府県別生産量ランキングを発表いたします。

ビワの国内全体の生産量は2,310tであり、上位3県のみでシェアの半分以上を生産しています。

また、千葉県を除くと大多数のビワが西日本の地域で栽培されています。

続いて、ビワの生産量上位3位までの4県とそこで生産されている品種について紹介いたします。

長崎県がビワをたくさん作ってます。

長崎県は温暖な気候を活かし、ハウス栽培や露地栽培でビワを生産しています。

品種例

流通時期は2月～6月であり、様々な品種を総称し長崎びわというブランドで生産しています。

また、なつたよりは従来の茂木種よりも果実が大きく、果肉の柔らかさが特徴でギフトにぴったりの長崎びわです。

千葉県では南房総を中心にビワを栽培しており、この地域で栽培されたビワは房州びわと呼ばれています。

千葉県では九州で主に生産されている茂木種よりも粒が大きくなりやすい品種を栽培しており、4月下旬～6月下旬にかけて流通しています。

また房州びわはその品質の良さから皇室献上の品として選ばれています。

香川県も有数のビワの産地あり、高松市・坂出市・善通寺市・三豊市で主に栽培しています。

品種例

香川県では柑橘園の防風樹として導入しており、3～6月頃に流通しています。

長崎県で品種登録されたなつたよりも栽培しており、なつたより専用のカラーチャートを使って果実を傷つけることなく品質を評価しています。

鹿児島県においてもビワが生産されており、ハウス栽培(加温・無加温)や露地栽培で栽培されています。

品種例

2月中旬～6月下旬頃に流通しており、桜島で生産されるビワは肉厚でみずみずしい果肉が特徴。

また、桜島の観光農園ではビワ狩りを楽しむことができます。

産地や品種を意識すると、味や見た目を比較する楽しみも増えるね！

最後に、様々な国産果物の産地ランキングを紹介します。

果物の種類	1位	2位	3位
いちご	栃木	福岡	熊本
うめ	和歌山	群馬	福井
温州みかん	和歌山	愛媛	静岡
温州みかん (ハウス)	佐賀	愛知	大分
柿	和歌山	奈良	福岡
キウイ	愛媛	福岡	和歌山
栗	茨城	熊本	愛媛
さくらんぼ	山形	北海道	山梨
すいか	熊本	千葉	山形
梨(西洋梨)	山形	新潟	青森
梨(和梨)	千葉	茨城	栃木
びわ	長崎	千葉	香川鹿児島
ぶどう	山梨	長野	岡山
メロン	茨城	熊本	北海道
もも	山梨	福島	長野
りんご	青森	長野	岩手