ビワの産地として有名な千葉県にはビワ狩りを行っている農園が複数あり、ビワが収穫できる5月下旬から6月頃の短い期間でみずみずしくて新鮮なビワを味わえます。
今回筆者は千葉県房総市の里見農園を訪問し、ビワ狩りを体験しましたので農園の詳細やビワ狩りの注意点について解説します。
里見農園の詳細&アクセス

施設名 | びわ狩り里見農園 (びわ農園の宿 里見館) |
住所 | 千葉県南房総市高崎1417 |
アクセス | 【最寄駅】 JR岩井駅から徒歩20分程 【車の場合】 冨浦館山道路鋸南富山ICから約10分 |
駐車場 | 有り 15台無料 |
営業時間 | 9時~15時 |
定休日 | 期間中無休 |
里見農園は里見館という旅館が運営しているビワ狩り観光農園であり、JR内房線の岩井駅から徒歩20分程の場所に位置します。駐車場があるため車での訪問も可能です。
里見農園のビワ狩り詳細

開催期間 | 2025年6月2日~10日 |
料金 | 【食べ放題】 30分 税込3,000円 |
支払い方法 | 【現地支払い】 現金 クレジットカード バーコード決済 |
予約 | 完全予約制 ☎ 0470-57-2609 |
備考 | 雨天中止 |
里見農園のビワ狩りは5月下旬~6月上旬に完全予約制で開催されており、ビワの生育状況によって日程が前後します。2025年度のビワ狩りは6/2~6/10の期間で開催されています。
ビワ狩りの料金は30分間食べ放題で税込3,000円であり、現金だけでなくクレジットカードやPayPayなどのバーコード決済も対応しています。(Suicaなどの交通系ICは不可)
里見館で受付した後、同じ時間帯のグループメンバーが揃ったら農園まで車で連れて行ってもらえます。

里見館から山の中にあるビワ農園まで5分程かかるので、予約時間より少し早めに受付しましょう!
持ち物&服装

ビワの収穫は素手で行うので、ハサミなどの道具を用意する必要はありません。また、ビワの皮を手で剥くとベトベトになるため、ハンカチやタオルの持参を推奨します(手の洗い場はあります)。
農園はとても見晴らしの良い場所にあり、晴れている日は日差しがとても強いので帽子をかぶることもおすすめです。暑い場合は飲み物も用意しておきましょう。
あと、急な斜面が多く足場が不安定なため、歩きやすい靴を履くようにしましょう。
里見農園のビワ狩りレビュー

続いて、里見農園のビワ狩りを実際に訪れた様子を紹介します。
インスタグラムのレビュー動画はこちら↓
収穫の仕方や食べ頃のビワの樹を教わる

山道を旅館の車で登り、農園に到着したら最初に収穫の仕方や現在食べ頃の樹体を教わります。
ビワは軸の部分を持って、そのまま上に持ち上げると簡単に外れます。ビワの果実は簡単に傷みやすいので、収穫の際は果実部分を持たないように注意しましょう。

レクチャーが終わったら30分の食べ放題スタートです!
袋掛けしているビワを収穫

ビワは繊細な果物であり、袋掛けしているものが大きく生育しやすいとのこと。中の状態が気になる場合は果実を触らずに下の切れ目から袋を破って色味を確認できます。
色味が濃い方が美味しいビワになりやすいです。収穫してその場で皮を剥いて、30分間ビワを食べ続けます。

ビワの皮はへその部分から剥きやすいです。
ゴミはコンテナに入れる

ビワ狩りで出てきたゴミはコンテナに捨てます。黒いコンテナにはビワを包む袋のゴミ、オレンジのコンテナにはビワの皮や種などを分別して廃棄します。
コンテナはいたるところに設置してあるので、ゴミ捨てに困ることはほとんど無いです。
お土産を購入

ビワ狩りが終わったら里見館に戻り、お土産を購入。時価のビワを販売しており、筆者は800gで税込1,700円の自宅用のセットを購入しました。
今回購入したお土産は自宅用のため傷有りが入っていますが、贈答用として綺麗なビワの配送も承っています。

傷有りでもみずみずしくて美味しいビワのお土産でした!
里見農園のおすすめポイント

里見農園のビワ狩りについて、おすすめなポイントを解説いたします。
味の良い取扱品種

- 田中
- 福姫
- みずほ
- 大房
里見農園では約300本ものビワを栽培しており、東日本で代表的な品種の田中やギフト用として里見農園でブランド化している福姫のような品種を栽培しております。
どちらもみずみずしくてほんのりとした甘味を持つ美味しいビワです。
自然を感じられる絶景

房総半島にある里見農園は岩井海岸を見下ろせる位置にあり、海と農園を眺める絶景を堪能できます。6月の晴れた日はちょうど良い気温であり、風を感じながらビワ狩りを楽しみましょう。
農家さんや他の参加者との交流
里見農園のビワ狩りは農家さんがレクチャー後も一緒に同行して栽培しているビワについて教えていただけます。
また、同じ時間帯に予約している参加者と交流しながらビワ狩りできるので、果物好きな方と果物狩りについてのお話も楽しめます。
里見農園のビワ狩りの注意点

続いて、里見農園のビワ狩りにおける注意点を解説します。
お手洗いは受付時に済ませる
ビワの栽培エリアにお手洗いはありません。移動時間も合わせると戻ってくるまで50分程はお手洗いに行けないため、受付場所の里見館でお手洗いを済ませておきましょう。
急斜面で足場が悪い
ビワは急な斜面において栽培しているため、足場が悪い場所が多いです。歩きやすい靴を履いて、足元には充分注意してビワ狩りを行いましょう。
雨天中止
ビワ狩りは足場の悪さや樹体への影響を考えて雨天中止になっています。天候が微妙な場合は直接連絡してビワ狩り開催の有無を確認しましょう。
味にムラがある
食べ放題のビワですが、甘いものからすっぱいものなど味にムラがあります。いろんな場所のビワを収穫し、色付きが良くてなるべく美味しいエリアを探しましょう。
里見農園でビワ狩りはいかが?

今回は里見農園のビワ狩りについて紹介しました。日常では味わえない採れたて新鮮のビワは、とてもジューシーで自然な甘味がクセになります。
1週間ほどの短い開催期間ですが、そんな激レアなビワ狩りを体験してみてはいかがでしょうか?

この記事が参考になれば嬉しいです!
購入したお土産についても紹介します!