ブルーベリー栽培を体験!購入時の注意点や栽培のメリット・デメリットを紹介!

こんにちは!ずいです。

前回の記事においてブルーベリーの育て方を紹介するのと同時に、筆者ずいが実際にブルーベリーの樹体を購入し収穫まで体験しました。

その経験を踏まえて、育てた感想や購入のポイント、ブルーベリーを自分で栽培するメリットについて解説いたします。

購入したブルーベリーの紹介

まず初めに、筆者ずいが購入したブルーベリーについて紹介いたします。

品種ノーザンハイブッシュ系
(品種不明)
結実数9粒
鉢の種類プラスチック製
(24㎝程:8号サイズ)
金額1320円

園芸系のショップで既に結実しているブルーベリーが販売されていたので衝動買いしました。

ずい

購入前に確認すれば良かったなと後悔した点があったので紹介します。

ブルーベリーの購入で確認すべき情報とは?

ブルーベリーを購入する際に以下情報を確認した方が今後の栽培に関して疑問点が少なくなります。

  • 品種(わからなければ系統だけでも)
  • どのくらいの樹齢か?
  • 施肥を行っているかどうか?

上記3ポイントをそれぞれ説明いたします。

品種の確認

ブルーベリーは品種によって適した栽培環境が異なってます。

グループ特徴品種例
ノーザン
ハイブッシュ
夏が冷涼な地域向き
味と香りが良好
収穫時期:
6月上旬~7月中旬
ブルークロップ
スパルタン
ダロウ
サザン
ハイブッシュ
冬が温暖な地域向き
樹勢が強い
収穫時期:
6月中旬~7月中旬
オニール
シャープブルー
ジュエル
ラビットアイ冬が温暖な地域向き
乾燥に強く丈夫
収穫時期:
7月中旬~8月中旬
ティフブルー
ブライトウェル
ホームベル

ブルーベリーは結実のために受粉が必要ですが、同じ品種では受粉しにくい果物です。よって収穫を楽しむためには異なる品種の樹体が2樹必要なので購入の際に品種を確認しましょう。

また、ハイブッシュ系とラビットアイ系の違う系統では結実しづらい傾向があるため同じ系統内で異なる2品種を選び栽培するようにしましょう。

ハイブッシュ系は1樹のみで自家受粉し結実する品種もありますが、異なる品種で受粉させた方が結実しやすく果実も大きくなる傾向があります。

樹齢の確認

樹体が1,2年生などの小さい樹体の場合、結実をさせると樹体そのものが栄養不足で弱ってしまう可能性があります。

そのため、栽培初心者であれば樹体の年数や樹勢を意識して、枝葉が弱っておらず結実させられる樹体を選ぶようにしましょう。

施肥の有無

ブルーベリーは年に3回施肥のタイミング(3月の萌芽前、5,6月果実肥大期、収穫後の御礼肥)があり、購入時期によっては施肥を行ったかどうか確認する必要があります。

ブルーベリーを購入するのと同時に、肥料も準備しておきましょう。

収穫までの流れ

実際に育ててみたブルーベリーの着果していく様子について紹介します。

STEP

購入当時(5月中旬頃)は緑色の果実

STEP

20日頃からピンクに染まっていき、23日目には全体的にピンク色の果実

STEP

28日頃には青紫色の果実がみられる

STEP

着色してから4,5日後に収穫

太陽光に良く当たる実から着色するので、場所によって収穫のタイミングが異なります。

果皮が着色してからも糖度が上がるため、収穫は着色後4,5日後頃を目安にしましょう。

育てたブルーベリーを食べてみた感想

自分で育てたブルーベリーはそのまま食べる&ヨーグルトに入れて食べました。

食べ方感想
そのまま食べる小さい果実は酸っぱく、大きい果実の方が甘く感じました。
粒の食感はしっかりあって食べ応えはあります。
ヨーグルトに入れるヨーグルトとブルーベリーのどちらも酸味があるので、
砂糖や蜂蜜等で甘さを追加した方がおいしいです。

今回は結実したブルーベリーをすべてそのまま成長させて収穫した為、サイズの小さいものは食味が酸っぱく未熟な印象を受けました。

密集して結実しているものは摘果し栄養分を集中させて、おいしい果実が多くなるように管理することも大切です。

ずい

手間暇かけて育てたブルーベリーが甘くて美味しいのはとても嬉しかったです!

購入したメリット・デメリット

ブルーベリーを実際に購入し栽培してみたメリットとデメリットを紹介いたします。

メリット
  • 完熟の状態で収穫して食べられる
  • 果実や葉の色の移り変わりを楽しめる
  • 野菜に比べて枯れにくく、栽培の手間が比較的少ない
  • 鉢植え栽培ならコンパクトで移動もしやすい
  • 自分が育てた果実を食べられる喜びがある

傷みやすいブルーベリーを収穫直後の新鮮な状態で味わえることが自分で栽培する最大のメリットです。

デメリット
  • 水やりの手間はかかる
  • 虫や鳥を寄せ付けやすい

環境や資材を整える手間や病害虫などや近寄りやすくなるのがデメリットです。

ずい

鉢底にナメクジが何匹もくっついていた時はびっくりしました。

まとめ

今回はブルーベリーを育ててみて感じたことを紹介しました。

ブルーベリー栽培を始めたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

ブルーベリーの詳しい育て方も紹介しているので興味があればぜひご覧ください!

ABOUT US
ずい
「果物系男子の実りある人生」をご覧いただきありがとうございます。 果物が大好きで果物と共に生きてきた私が、果物で彩りのある生活を送る上で参考になる情報をお伝えします。 【経歴】明治大学農学部農学科卒 / 梅干メーカーの営業を経験 / 野菜ソムリエプロの資格取得 / 高級果物の販売業に5年間従事/野菜ソムリエ協会認定果物ソムリエ取得(2023年)